人類が滅亡した後の世界でビーバーが街を作る、Timberbornをプレイしてみました。ビーバーといえば歯で木を切り倒し、土砂などを使って川の水をせき止めてダムを作る動物です。Timberbornでもダムを作ることはゲームの進行上とても重要な役割を果たしますが、このゲームでは農作物を作り、木材を加工し、建設して街を発展させていくゲームになっています。
干ばつがエグい
Timberbornでは定期的に干ばつがやってきます。干ばつ季節になると川の水が引いてしまうため、農作物が枯れてしまいます。農作物が枯れると食料がなくなってビーバーは餓死してしまい、水がなくなっても死んでしまいます。そのため干ばつに備えてダムを作るのが非常に重要になります。
干ばつの長さはだんだん長くなるので、対策も強化していかなくてはなりません。飲み水が枯渇したり、干ばつを生き抜いたとしても農作物が全滅してしまったり、結構難しいです。とはいえゲームの開始時に難易度の選択ができるので、イージーモードなら全然余裕です。ただ私も最初イージーモードで始めたものの簡単すぎてつまらず、ノーマルモードでやり直しました。ある程度難しい方がやりがいがありますね。
顔はおっさん
遠くから見てるとビーバーがちょこまか動いていてかわいらしいです。でもアップで見ると、けっこうおっさんです。
ビーバーなのに高度な文明
このビーバーたちは、なんと動力を使って工業化しているのです。木を加工して板を作り、板から歯車を作り、水車で機械を動かし、小麦粉を製粉してパンを作ります。紙から爆薬を作り地形を変更することで、水を引いてくることもできます。爆薬が作れるようになるのはゲームの終盤になりますが、地形を変更できるようになると、今まで難しかった地域のエリアもできるようになります。
平らな建物の上には更に建物を建設することもできるので、タワーマンションを作ったり、土地の有効活用もできますね。ビーバーの文明レベルはかなり高いようです。
感想
何十匹、何百匹ものビーバーが一斉に動き回る様子は見ていて楽しいです。家を作ればどんどん増えるので(灰色のは要繁殖ポッド)、コントロールしないとあっというまに増えてしまうのですが、うじゃうじゃ動き回ってるのがまた面白いのです。
ただ、このゲームは2021年9月にリリースされたばかりのアーリーアクセス版で、ゲームボリュームが少なく、すぐにやり尽くしてしまいます。こうゆうゲームは自分で理想の街を作り上げていくのが目的で、目標は自分で作るべきなのですが、それでもやはり、ゲームとしての段階的な目標設定が欲しいと思いました。
現在Experimental版では食料や素材、工場などの要素が大幅に増えたバージョンが配信されているようなので、もう少し待ってみるとゲームボリュームも増えて長く楽しめそうです。