OCZのSSD Vertex3シリーズの60GBモデルを手に入れたので、CrystalDiskMarkでベンチマークをしてみました。
カタログスペックでは読み込み最大 550MB/s、書き込み最大 495MB/sになっています。あとから気付いたのですが、代理店のサイトに掲載されているベンチマーク結果で理論値に近い値が出ているのは、書き込みパターンが0x00の場合なんですよね。実使用では0x00しか書き込まないということはないので、このSSDの本当の実力はランダムパターンの数字だといえます。
【アスクのベンチマーク結果】書き込みパターン:ランダム
240GBモデル:ライト 292MB/s
120GBモデル:ライト 169MB/s
60GBモデル:掲載なし
この結果を見ると、容量が大きいモデルの方がライト性能が高いことがわかります。今回買った60GBモデルは掲載されていませんが、シーケンシャルライトは 80MB/sくらいだと想像できます。
【テスト環境】
M/B: SuperMicro X8-DTU-F
CPU: Xeon E5620
Memory: 4GB
RAID: Adaptec 6805(キャッシュが512MBなので2GBで測定)
【テスト結果】SSD単体、書き込みパターン:ランダム
【テスト結果】SSD単体、書き込みパターン:0
実測値が理論値と異なるのは仕方ないとしても、実使用ではありえないような条件で測定した値を公称値として出すのはどうかと思いました。たしかに60GBモデルはかなり手頃な価格で入手できますが、過度な期待をしないほうがいいかもしれません。結構しょぼーんです。予算に余裕がある場合は容量が大きいモデルを買った方がよいでしょう。
【テスト結果】RAID 0、書き込みパターン:ランダム
【テスト結果】RAID 0、書き込みパターン:0
いずれにしても十分高速ですけどね。