7年ほど前に4インチのVGAディスプレイとキーボードを組み合わせた、キーボード一体型ポータブルディスプレイ動く!改造アホ一台「第13回 ユビキタスKVMの作成」を作りましたが、最近ではコンソール画面でさえVGA(640×480)以上の解像度を必要とするものも多く、この4インチのVGAディスプレイでは表示できないことが多くなってきました。そこで今回、解像度の拡大と見た目の向上のため、新しくキーボード一体型ポータブルディスプレイを作ることにしました。

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今回はいつもヒロセパーツの外で売っているアルミケースに、センチュリーのFWXGA (1366×768)対応の10.1インチ液晶ディスプレイLCD-10000Vと、10キー無しの薄型キーボードを組み合わせて作りました。ディスプレイのインターフェースはVGAで、電源はUSBから供給されます。外部電源が不要なためVGAコネクタとUSBコネクタをサーバーに差すだけで使用できるようになっています。

DSCN0763ケーブルはこんな感じでアルミケースの中で巻いて収納できるようになっています。ディスプレイの方が重いため後ろに傾いてしまうのが難点ですが、この辺は後ろに倒れないような台を下に置いてあげればなんとかなるでしょう。

こうゆう製品て19インチラックに収納するタイプでは存在するのですが、こうゆう感じで簡単に持ち運べるディスプレイとキーボードが一体になった製品て見たことがありません。けっこう需要はあると思うんですが、どこかのメーカーさん作ってくれませんかね?

制作費
・ディスプレイ LCD-10000V 15,447円(ツクモ)
・キーボード 1,480円(クレバリー)
・アルミケース 2,480円(ヒロセパーツ)
・スポンジゴム 900円
合計 20,407円

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