
NVIDIA株の時価総額は750兆円を超え、AI業界はけた違いの成長を遂げました。この桁違いのバブルは続くのでしょうか?私はもうそろそろ崩壊すると思っています。
綻びが見えてきた
私が感じた小さな異変はこれです。
まだ終わりの始まりにすぎません。今すぐバブル崩壊はしないと思いますが、そろそろチキンレースに入る準備をしたほうがいい気がしています。
メモリ価格の高騰
現在メモリ価格が短期間で数倍にも値上がりしています。私もちょうど新しいPCを組む予定だったので慌ててDDR5 32GBx2を39,800円で買ったのですが、1か月後に見たら167,620円になっていました。現在は「高い」というレベルではなく、「買えない」というレベルにもなってきています。
BTOメーカーの受注停止
多くのBTOメーカーが納期の長期化や受注停止に追い込まれています。これは「今すぐ買った方がいい」という煽りアドバイスの影響もあるでしょうが、この波は大手PCメーカーにも値上げという形で来ます。値上がりしているのはメモリだけでなく、ストレージやグラフィックボードなどの半導体製品が値上がりしています。
そうするとどうなるか?
「高いからスペックを落とそう」
「手に入らないから中古にしよう」
「今買うのはやめよう」
こうしてPCが売れなくなります。これはPCだけでなく、スマホでも同じことが言えます。
負のサイクル
調達コストが上がれば、企業も設備投資を控えたり遅らせるかもしれません。消費が低下すればハイテク関連の業績も悪化していきますし、そんな状態でAI関連だけが上がり続けるということはあり得ないですよね。
これでAIが終わることはなく、今後もAIは発展を続けるでしょうが、要は他の業界とのバランスがおかしいということです。このバランスはいずれ調整されることでしょう。
しらんけど。
早くメモリマシマシPCを組みたい!
マイニングブームでグラボが高騰したり、ハードディスクが高騰したり、今度がメモリが高騰したり、PC自作派にとってはここ最近ずっと迷惑なことばかりなのでさっさと暴落して平常価格に戻ってくださいね。
(これが言いたかった)