
あまりに暑いのでソニーの着るクーラー「REON POCKET PRO」を購入しました。去年まではサンコーのネッククーラーを使ってたんですが焼け石に水。REON POCKET PROはどのくらい涼しいのか試してみることにしました。
REON POCKET PROの特徴
新しいPROと付いたこの製品は従来製品よりも冷却面の面積が増え、駆動時間が伸びた点です。特に良いと思ったのが、2つのエリアを交互に冷やす方式。これによって、冷えているのにぬるく感じる”慣れ”を防いで冷たく感じるというものです。ネッククーラーは最初は冷たいのですが、少し時間が経つとぬるく感じます。実際に手で触れると温度は低いのに冷たく感じません。これを交互に冷やすことで冷たさが持続しているように感じさせるのがいいなと思いました。
使ってみた感想
あくまで個人の感想です。
冷たい感じは持続する
冷たいとまではいきませんでしたが、低い温度のものが当たってるなという感覚は続きました。交互に冷やされるので、なんかぬるいなぁ~と思っているともう片方が、あっ冷えてる、って感じがします。
炎天下では焼け石に水
無いよりマシってくらいで、暑いものは暑いです。全然涼しくありません。ただ、これを付けていると少し長く我慢できるかなって感じです。
バッテリーはかなりもつ
東京ビッグサイトで行われた某イベントにて、午後入場でしたが昼から閉場まで余裕でした。南館から東館までの屋外を歩かされる苦行を強いられましたが全く心配はいりませんでした。
タグは買わなくていい
REON POCKET TAGというオプションがあるんですが、これいりません。どうせ最大の 強度5固定 でしか使わないですから。私はこれをリモコンだと思って買ったらセンサーだったんです。一説によると、冬のWARMモードで厚着をしているときに外気温を測って調整するのに役に立つのだとか。でも冬にREON POCKETって使いますかね?わざわざ首筋にすきま開けて寒いじゃないですか。普通のカイロでいいですよ。
ネッククーラーよりずれない
ネッククーラーは歩いているとすぐずれてしまって何度も調整したり、ずれ下がって襟が変形したり、ちょっと不便だなぁと感じていました。REON POCKET PROは首の後ろに引っ掛ける感じで、歩き回ってずれることもなく便利でした。ただしカバンを背負うと背中と密着していた面がずれて空間ができたりして、まだ改良が必要だと思います。椅子に座るときもずれますね。
Apple Watchのアプリがゴミ
わざわざスマホ取り出さなくてもApple Watchで操作できたら便利だな~、と思ってApple Watchのアプリを起動したら、なんとタグの温度とかを表示するものだそうです。そんな機能必要?
自動オン・オフは便利
電源のオン・オフを自動モードにすると、装着するとオンになって、外すとオフになります。反応も早くて装着するとすぐに冷えるのが便利です。実際この機能のおかげでアプリを使うことはほとんどありません。
音は静か
電車に乗っていてもそれほど気になる音量ではありません。電車の場合は冷房も効いてるので、ファンが最大風量では回転しないというのもあるでしょう。最大で回っている時はそれなりに聞こえますが、うるさいってほどではないですね。屋外なら気になりません。
結論
残念ながら価格に見合った満足感は得られませんでした。これがあるともう少し暑さを我慢できる時間が延びるかな…、ということで全く無意味というわけではありません。付け忘れたときなんかは、こいつ、効果あったんだなって思ったりもします。なので、無いよりマシってところでしょうか。
逆に、この夏一番役に立ったのはハンディーファンでした。ダイソーで700円で売っていたやつで、実は今年はじめてハンディーファンデビューでした。特にこれを首の付け根に風を当てるのが良かったので、来年はファンが2つ付いた首から掛けるタイプを買おうかと思います。
