以前からApple TVを使っていて満足していたので、新しいApple TVは迷うことなく速攻購入しました。旧Apple TVはどちらかというと映像を見るためのプレイヤーという感じでしたが、新Apple TVはそれとは全くの別物でした。10日間ほど使用した感想を書いてみたいと思います。
旧Apple TVとの違い
旧Apple TVはあらかじめサービスが用意されていて、映画などのコンテンツが楽しめたり、YoutubeやHuluなどの様々な動画配信サービスが利用できます。新Apple TVでは今回 tvOS が採用され、ユーザーが好きなアプリをインストールして使用できるようになりました。今までAppleから提供されたものしか使えなかったものが、サードパーティが制作したアプリが使えるようになったのは大きな進化です。
ゲームが登場
アプリが使えるようになったことで、動画の視聴だけでなく様々なゲームが楽しめるようになりました。私はアスファルト8にハマって、しばらくこればっかりやってるときもありました。(笑) 無課金でも結構遊べます。ゲームのコントロールはリモコンを使うのですが、リモコンにはセンサーが入っていて、リモコンをハンドルのように傾けて操作ができます。反応もとてもいいです。
App Storeでアプリを入手
YoutubeやNetflixをはじめとする動画配信アプリがたくさんあります。ゲームの他にもアクアリウム(水槽)のアプリや暖炉など、テレビの画面を活用したアプリが中心のようです。有料アプリも結構あって、iPhoneアプリよりも平均価格が高いような印象を受けました。
Hulu / Netflix
現時点ではHuluは対応してません。おーい!今後対応予定だそうです…。
Netflixは対応しているので、アプリをインストールすれば視聴することができます。個人的にはNetflixのアプリはちょっと見づらいと感じてます。画面の上半分が選択した作品のタイトルが表示されて、下半分が作品の一覧になっています。せっかくたくさんの作品があるのに、表示されるエリアが狭いので探しにくいですね。
再生中に一時停止したり、見たい位置まで飛ばすことももちろん可能。リモコン上でスワイプして再生位置を動かす操作が前より使いやすくなりました。
Siriはいまいち
新Apple TVではiOSと同じようにSiriが導入されました。リモコンのSiriボタンを押しながら喋るとSiriが応答してくれます。ただあまり役に立たない感じがしました。
文字入力がダメダメ
新Apple TVで最もダメなところはここでしょう。アプリやYoutubeで動画を検索をしたり、Netflixなどのユーザーログインで、文字を入力するシーンというのは結構あります。しかし信じられないことに、この横一列の文字の一覧から入力したい文字を選んで入力していくんです。マジかよ!(笑)
日本語も一応入力できますが、ローマ字入力で変換していくんです。もう気が遠くなりそうですね。旧Apple TVユーザーならRemoteアプリを使えばいいじゃん、と思うかもしれませんが、なんとRemoteアプリは新Apple TVに対応していません。
Siriがあるじゃないか?
いいえ、Siriは何もしてくれません。
じゃあBluetoothキーボードを使えば?
使えないんです、これが。せめてiOSと同じインターフェースにしてくれればいいのに、なんであんな横一列にしちゃったんですかね。
動作はサクサク
サクサクと快適に動きます。3Dのゲームの描画も滑らかで、Apple TVを買ったらぜひアスファルト8で体験してみて欲しいと思います。
Webブラウザがない
SafariのようなWebブラウザがありません。そのうち登場するかもしれませんが。Apple TVでは文字を入力するような操作をAppleはさせたくないのでしょうね。たしかにそれはスマートではありません。そのためにSiriがい…るはずなのに役に立たない。w
最後に
テレビをつける時間が増えましたが、地上波を見る時間は激減しました。ゲームをして飽きたら映画を見て、またゲームをしてと、ダメ人間養成マシンと化してます。
正直Apple TVはまだまだ発展途上ですが、tvOSは今回初めて登場したOSということもあり、今後はどんどんと改良されていくでしょう。iPhoneと比べたらそんなに高いものでもないですし、迷うくらいなら買っちゃいましょう。