Internet Watchによるとさくらインターネットが石狩市に大規模データセンターを建設するそうです。気温の低い土地で外気冷却を行うことで電力費用を削減でき地球環境にも優しいデータセンター。電力費用って結構ばかにできないんですよね。
立地的には不便な場所にあってもクラウドだから、昔のようにサーバーが壊れたらエンジニアが急行する必要も無く、遠隔地からコンソール上で別のリソースに切り替えるだけ。サーバー管理者の立場から見て、ほんと便利になったと思います。
私も最近は3ヶ月に1回くらいしかデータセンターには行ってないですし、新しいサーバーのセットアップも1日でできてしまうので本当に便利になりました。
Amazon EC2とかGoogle App Engineも使ってみたいとは思ってるんですが、実際に値段を見てみるとそんなに安いものでもないんですよね。それにAmazon EC2でメール送信を制限されたという記事を見て、自前の設備ではない故のリスクも頭に入れておかなければならないと思いました。サーバーを止める権限を握ってるのは利用者ではないということを。
Amazon EC2は英語だったり導入までの道のりが難しくちょっと敷居が高いですが、ここでさくらインターネットがこれらの巨人に対抗して、より安くわかりやすいサービスを提供してくれたらいいと思います。いずれは私も全サーバーをクラウド化して、サーバーのHDDが飛んだからといって旅行先の沼津から新幹線で東京に帰るようなことをしなくてもいい時代の到来を期待しています。(笑)