800px-PlainDoge1週間前まで全く知らなかった世界です。ビットコインという仮想通貨がとんでもないほど価格が高騰しているという話は前から知っていたのですが、オンラインゲームの延長線上みないなものだろうと思ってあまり気にしてはいませんでした。

先週の金曜日にテレビをつけたら、中国でビットコインを作って儲けている人がいるというニュースが。作るってなに!?なにその大量の自作PCは!!これは面白そうだ!

ということでさっそく調べはじめました。どうやらすでに一般の個人が手を出せるレベルではなくなっているらしい。しかしどうやら仮想通貨はビットコイン以外にもたくさんあるようで、Litecoin、FeatherCoinなどもうわけわからないくらいうじゃうじゃありました。で、そのへんの仮想通貨なら普通のパソコンでもコインを作れる(正確に言うと「作れる」ではなく「貰える」)らしい。ちなみにこれを「採掘(マイニング)」と表現するらしい。

ただいくら自宅のPCで採掘しようとしても、 PCの処理能力では全然追いつきません。そこでみんなで集まってコインを採掘して、コインが見つかったらみんなで山分けをします。みんなのPCの力を集結して採掘するところを、集団採掘場(マイニングプール)と呼ぶらしい。日本ではこのへんとか。採掘はCPUよりもGPUで処理するのが効率がいいようで、ゲームに使うグラフィックカードを使いました。詳しいやり方は調べれば出てくるので説明は割愛します。

まずはWalletという、財布アプリをインストールします。
次にマイニングプールに登録。
cgminerをダウンロードして、マイニングプールに接続するように設定して実行。
すると採掘がはじまります。
コインが見つかればマイニングプールに貯まるので、ある程度貯まったら自分ウォレットに送金します。
これでコインゲットです!

最初はLTCやちょっとマイナーなFTCを採掘していたんですが、計算するとあんまり儲からないんですよね。採掘中はビデオカードがフル回転してるので、消費電力も凄まじい。うちのPCの場合は350W食っていたので、1KW/h28円で計算すると、1日あたりの電気代は235円。ということは1日235円以上採掘しないと赤字になるわけです。

しかしコインを手に入れてもそのままでは現金にはなりません。取引所で通貨を交換しないといけないのです。ところがLTCとかFTCとかを日本円と取引してくれるところはありません。そこで出てくるのがビットコイン。ビットコインは仮想通貨の世界では基軸通貨と呼ばれているらしく、いろいろな仮想通貨と交換できます。

まず、日本円とビットコインの取引をするMt.Goxに登録して、ビットコインの口座を作りました。続いてCryptsyでビットコインと各種仮想通貨を取引します。流れ的にはこんな感じ?

マイニングプール(LTC)→ウォレット(LTC)→Cryptsy(LTC→BTC)→Mt.gox(BTC)→日本円

ただまだMt.goxに申し込みしたばかりで取引ができず、値動きの激しいビットコインで持っていることはリスクが高いので、今は一時的にBTC-eでBTCからUSD(ドル)にして保管しています。Mt.Goxの申請が通ったらUSDからBTCにまた戻します。

ちなみに、今採掘しているのはLTCでもFTCでもなく、通称・犬。(笑)

このサイトで自分のPCのハッシュレートと消費電力、電気料金を入力するとどのくらい利益が出るのかシミュレーションできるんですが、そこで上位に来ていて取引高も大きいDogecoinを採掘しています。実際やってみると電気代すら稼げるかどうか不安なレベルですが…。結局DOGE/BTCのレートと、BTC/USDのレート次第で全然変わってくるので、今は溜めておいて上がってきたら売ればいいかなって感じです。(^^;

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