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今までSoftbankでiPhone 4を使っていたのですが、それはもう遅くて遅くて我慢できずに、解約してWiMAXに変更しました。WiMAXはスピードも速く最初は快適だったのですが、地下や建物の中が壊滅的なことに加えて、秋葉原でブチブチ接続が切れる現象が発生し、なかなか満足のいくものではありませんでした。

過去の記事: WiMAXモバイルルーターMobile Cubeを1週間使ってみた感想

そこで今回、こちらの記事を参考に、iPhoneをドコモ回線で使うことにしました。
他キャリアが裸足で逃げ出す!? SIMロックフリーiPhone 4S+ドコモXi契約SIMが最強

用意したのは以下の2点
・SIMロックフリーのiPhone 4S
・ドコモのXi契約のマイクロSIMカード

SIMロックフリーのiPhone 4SならアメリカのApple Storeで32GBモデルが$749(約6万円)で買えるのですが、”Signature Required”という記述があり、個人輸入の代行業者を使って購入できるか不安がありました。本人がサイン書けませんからね。ヤフオクはもっと不安なので(笑)、今回はあきばお~で韓国版のiPhone 4Sを買いました。

Xiの契約については、ドコモショップに行けばSIMカード単体で契約することができます。私は通話やメール用にガラケーを使っているので、iPhoneではデータ通信さえできればOK。そこで以下のプランで契約を行いました。
Xiデータプラン フラット にねん
mopera U スタンダードプラン

iPhone 4SはLTEには対応していないのでXiのLTEの通信はもちろんできませんが、対応していない端末でもFOMAの3G回線を使うことができます。また、今までのFOMAのデータプランだとiPhoneの接続やテザリングなどはPC扱いとなって料金の上限が1万円以上になってしまっていたのですが、Xiの場合はそういった区別がなく、上限が月額5,985円までとなります。(2012.9.30までは4935円)

それからmopera Uというのはプロバイダ契約みたいなやつで、これはiPhoneで使うなら必須です。公衆無線LANコースがオプションで315円でありますが、2013.3.31まで無料になるキャンペーンをやってるので、とりあえず付けてみました。

あとはマイクロSIMカード(ドコモではminiUIMカードと言う)をiPhoneにセットして、mopera UのAPNを設定するだけです。詳しくはこちらがとてもわかりやすいので参考にしてみてください。

さて、使用感は!!
良かったこと

どこでも繋がる。さすがドコモ!

悪かったこと

・たいして速くない

主に山手線内での利用ですが、WiMAXは高速移動中でも通信が安定性してとても快適でした。しかしドコモは・・・ラッシュアワーはソフトバンクよりちょっとマシ?という感じでした。ドコモの回線もパンク状態なのでしょうか。あと周波数帯が違うので電波の特性とかも違うのでしょうね。それでも、地下でも建物の中でもたいていのところは繋がるのはさすがドコモです。

次に、テザリングについて。
iPhoneの3G接続をWi-Fi接続で共有することができます。MacBook AirやiPadなど、問題無く接続することができました。そしてほとんどの人にはどうでもよくて、私にはすごく重要なPPTP接続ができるかどうか。iPhoneからのPPTP接続ではなく、iPhoneに接続したクライアントからPPTP接続が出来るかどうかです。

【接続図】
MacBook Air → iPhone 4S → FOMA網 → インターネット → PPTPサーバー → LAN

PPTP接続の場合は特殊なプロトコルを使うため、ネットワークの構成によってはうまくいかないことがよくありました。しかし今回の構成では特に問題無く、目的のPPTPサーバーにVPN接続することができました。

スピードは決して速くはありませんが、今後LTEに対応したiPhoneが発売されて、同じようにXiの契約でドコモのLTE回線が使えるようになれば、速度もかなり快適になっていくでしょう。

テザリング時や、VPN接続時のスピードテストの結果は、また後日書きたいと思います。

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