ウィルススキャンに引っかからない不審な圧縮ファイルがあったので、別のアンチウイルスソフトでスキャンしたものの、やはり問題なし。興味本位からアーカイブを解凍し、ESET smart securityでスキャンしても問題なし。
そこでVirustotalという、不審なファイルを解析してくれるサービスを知ったのでファイルを送ってみると、トロイの木馬だということがわかりました。調査した時点では2割のベンダーでしか検出されていません。
中の.exeファイルはいかにも怪しいので開きはしませんでしたが、アーカイブを解凍しただけでも感染してないかと心配でたまりません。(笑) 実際、感染するとポップアップ広告が出たり、検索結果を細工して詐欺ソフトの購入ページに誘導するといった活動をするらしいので、そういった活動がないところを見ると大丈夫そうですが・・・。
しばらくするとESETのパターンファイルが更新されたので再スキャンしてみると、今度はトロイの木馬と検出されました。今回4種類のアンチウイルスソフト(AVG、Avast!、ESET、VirusBarrier)でスキャンしてもすり抜けてしまう現象を目の当たりにして、複数のアンチウイルスソフトでスキャンしたからといって安心できないということを実感しました。
調べたいファイルが明確な場合はVirustotalを使うのが一番早そうです。