第7回 走る!マザーボード・ロボ
電源回路



電源回路
最大の難関といえば電源です。 ATX電源を1台自作するわけですから、私のような電気の知識のない者では難しいわけです。 (一応電子科卒業、ただし成績は下から数えた方が早い) バッテリーで動かす以上、なるべく無駄な電力を消費させたくありません。

実は「動く!改造アホ一台」の第5回で製作した電源は、今回の企画のためのものでした。 しかし逆流防止用のダイオードを入れていなかったため、出力端子に入力電圧を超える電圧がなぜか加わり 全て壊れてしまいました。ということで一から作り直しです。

今回は前回同様、12V-5V DC-DCコンバーターを使用します。しかし5V-3.3V DC-DCコンバーターは 売り切れのため入手できません。仕方ないので3.3V 5Aの3端子レギュレーターICを使うことにしました。 すごく効率がいいので気に入ってたんですけどね。ちなみに3端子レギュレーターICは滅茶苦茶発熱します。 差電圧1.7Vがそのまま熱損失になるんですからもったいないです…。

回路図


※基盤上に実装されていながら使われていない部品がいくつかあります(^^;
※回路図にありながら実装されていない部品があるかもしれません(^^;

電流容量が足りない!?
端子台があるので配線の取り回しは楽です。 LEDの横にあるトグルスイッチは、ACアダプターとバッテリーを切り替えるためのものです。 残念ながら電源を入れたまま切り替えることはできません。 なおDC-DCコンバーターは最大出力2Aとなっていますので、合計しても4Aしか出力できません。 しかも5Vから3.3Vを作っているので、マザーボードが必要とする電流は5Vと3.3Vの電流値の和になります。 とうてい足りそうにありません。ただしなんとか動いているのは、さすがEDENというべきでしょうか。
(実際のところオンボードのLANは使用できません)

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