リーナス・トーバルズ vs ビル・ゲイツ |
当初はLinuxで動かすことを前提にしていました。
Linuxなら遠隔操作も簡単ですし、プログラムも作りやすい。
軽いので非力なCPUでも余裕で動かすことができます。
しかしハードウェアがどれだけ対応しているかというと、とてもWindowsにはかないません。
そこで今回はいろいろなハードウェアを簡単に接続できる、Windows系のOSを採用することにしました。
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マザーボードよりも高いコンパクトフラッシュ |
いくらファンレスマザーとは言え、それなりに消費電力があります。HDDのような駆動系の部品はかなり消費電流があり、
HDDを接続すると12V 2Aを越えてしまいます。
またHDDのように高速に回転している部品では、小さな衝撃でも命取りになります。
そこで今回は512MBのコンパクトフラッシュを使用することにしました。
今回はTransendのコンパクトフラッシュと、マザーボード直結型のIDE-CF変換ボード MTG4632を使用することにしました。
実はTransendの前にPQIのコンパクトフラッシュで試したのですが、認識どころがBIOSがフリーズするという有様で使えませんでした。
はっきり言ってコンパクトフラッシュの方ががマザーボードよりも高いんです。ちなみにコンパクトフラッシュは
あきばおーで買いました。滅茶苦茶安いです。
また512MBというのはかなり辛いものでした。この容量に入れられるOSはせいぜいWindows 98までです。
Windows 98を入れるだけなら260MB程度で済みますが、サーバーとして使う以上ある程度はセキュリティにも気を遣わなければいけません。
IE6とサービスパックを入れ、DirectX 8.0a、その他アプリケーションを入れると、空き容量は80MBになってしまいました。
これでもスワップメモリを未使用にしています。
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WWWサーバー |
WWWサーバーは中田氏作成のAN HTTPDを使用しました。
WWWサーバーといえばApacheが有名ですが、GUIなOSで使用するにはGUIなソフトウェアが合っています。
またWindowsならIISという選択肢もありますが、インターネットに接続したとたんにウイルスに感染したのでは
たまったものではありません。何より使い慣れているので、迷わずAN HTTPDに決めました。
CGIについては本当はPHPにしたかったのですが、なぜかAN HTTPDではエラー500となってしまい、
PHPで動かすことができませんでした。(これは推測ですが→)Windows版のPHPはUNIXとは違ってオーバーヘッドが大きいので、
それならPerlを使っても同じだろうと考えました。そのため今回はActive Perlを使用することにしました。
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