USBポートに挿してビットコインを採掘できるUSB minerはヤフオクとかアマゾンとかでたくさん売られてますが、こういったUSB minerはハッシュレートが低いので、現在のレートでは、本体価格の元を取ることは難しそうな感じです。これを複数買うくらいなら、AMDのハイエンドクラスのグラフィックカードを買った方が効率がいいですね。
ASICチップの仕組みを調べていたとき、面白い記事を発見。 ビットコインだけでなくLitecoinも採掘できるDualMiner USBという製品が登場したらしい。暗号の方式が違う2種類に対応しているというのはなかなか面白いです。
Working Mode BTC LTC PowerDual Mode 500MH/s 40KH/s 2.5W@USB VBUSLTC Mode Off 70KH/s 1.5W@USB VBUS
BTCの500MH/sはかなり低いからおまけみたいなものかな。LTCモードで使うと70KH/sらしいです。70KH/sでどのくらいの利益になるのか、Litecoin Calculatorでシミュレーションしてみました。現在のレート、Difficultyの状態で、Difficultyの上昇は考慮していない結果です。わかりやすいようにハードウェアコストと電気代は無視しています。
これは悪くないかも。LTCが採掘できるということは、LTCに限らず同じScrypt系のコインが採掘できるでしょうし、ならば他のコインを選べばもっといくでしょう。何より1.5Wというのがすごい。700KH/sで15W、ビデオカードなら300Wくらい食いますから。
同じGC3355というASICチップを使ったより高性能な製品も出てるようですし、もう少し待てばMHクラスの強力なScrypt系の採掘機が出てくると思います。そうなればASICの時代となって、GPUマイニングもこれで終わりですかね。入手する機会があればちょっとASIC採掘もやってみたいです。