アップルのアプリ削除にはじまり、ロシアの非合法化など次々と悪材料が重なって、ビットコインの価格は急落、2月7日にはMt.Goxが引き出しを停止し、2月25日にサイトを閉鎖、そしてついに2月28日にMt.Goxが民事再生法適用の申請を裁判所に行いました。私はビットコインは持っていなかったものの、採掘の報酬を円で預けていました。技術的に問題になっているのはビットコインだけだから円は返ってくるだろうと考えてたのですが、まさか現金まで無くなっているとは…。はい、消えた！！
１ヶ月分の採掘報酬消えたよ！！
なんと改造バカ氏まで！
最近はテレビで繰り返しビットコインの報道がされているので、ビットコインの知名度は良くも悪くも上がっていると思います。仮想通貨は仕組みを知るととても興味深いです。今回崩壊したのは取引所の1つであるMt.Gox。取引量はすでに世界最大ではなくなっていて、上位グループから大きく引き離されていました。
こんなことがあってビットコインの価格はかなり下がっているものの、他の取引所では今まで通り取引が続いています。こうゆう新しいものにトラブルはつきものだし、リスクもつきもの。今後はこれを教訓にしてセキュリティ技術の向上や、法整備が進んでいくと思います。
私はMt.Goxが取引を停止してから、メインの取引所をBitstampに移行しました。Bitstampは英語の書類を用意できれば日本からでも口座を開設することができます。※投資は自己責任です パスポートと英文で住所が記載されている残高証明書（Bank Statement）でOKでした。受け取りはBank Wireになるので手数料がかなり高額だと思います。
あと予備でitBitも。itBitはビットコインの送金に72時間（申請すれば24時間）の待ち時間があるので、その間に価格が下落してしまうリスクがありますが、受け取り専用として使うのはアリだと思います。地理的にシンガポールというのも、なんとなくアジアだから親近感がありますね。やっぱスロベニアは不安だわー。
ちなみにコインの採掘の方は現在、Mt.Gox崩壊前の3～4割減くらいとなっています。Difficalityが低くてレートが高いコインはたくさんあるのですが、買い手が少なくて事実上売れないので、結局Dogecoinを採掘してる感じですね。Maxcoinも採掘効率がいい。Mt.Goxの崩壊で、ビットコインと円を交換できる取引所が日本から無くなってしまったのは不便ですが、無ければきっと誰かが作るでしょうから、案外早く新しい取引所が登場するんじゃないですかね。
