玄箱の最大の難関とは? |
発売当初は品切れ続出で入手するのも大変でしたが、今ではどこの店でも普通に在庫があります。
今回使用するのは旧型の100Mbpsタイプのものです。
たまたまWonder Cityで特売してたのをゲットしました。
玄箱の最大の難関と言えば 箱を開けることです。
箱を開けることに比べたら、Linuxのコマンドを打つことなんか 屁みたいなもんです。
私はこの技を知らなかったので箱を開けるまで1時間かかりました。(^^;
箱を開けるには写真のようにカバーをなるべく水平に押すのがポイント!
玄箱の中はこんな感じになっています。メイン基板、電源、左上の空いたスペースに3.5インチのハードディスクが入ります。
通電しているときは絶対に電源に触らないようにしましょう。
マジ痛いですから。
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コンパクトフラッシュ |
本来は3.5インチのハードディスクを取り付けて使用するのですが、
玄箱が歩く以上振動が発生します。
ハードディスクは物理的な衝撃に弱く消費電力も大きいため、今回は512MBのコンパクトフラッシュを使用することにしました。
どこかで見たことがあるかもしれませんが、きっと気のせいです。(^^;
玄箱のIDEケーブルは基板に直付けになっているため、このままではコンパクトフラッシュの
CF-IDE変換基板(MTG4632)と接続ができません。
そこで直付けになっているフラットケーブルを取り外し、普通のマザーボードのようにヘッダピンを取り付けます。
(言葉で書くと簡単そうですが、かなり気合いがいる作業です…。)
ヘッダピンにCF-IDE変換基板を指してみた図。
なかなか絵になってます。(^^;
でもこれではフタが閉まりません!
そこでCF-IDE変換基板をメイン基板と並行に置けるよう、延長ケーブルを作成します。
なんか二度手間のような気がしてなりません。(苦笑)
この辺はいつもの計画性の無さの現れです。
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インストール |
これで環境は整ったので、まずは玄箱のインストールを行います。
さすがの玄人志向も512MBのCFにインストールするアホなどいないと思ったのか、
普通にCD-ROMからインストールしようとするとインストーラーが異常終了してしまいます。
どうやら玄箱は2GBのルートパーティション、???MBのスワップメモリ、残りをファイル共有に割り当てるようです。
しかしこんなことで諦めてはいられません。
ここからが裏技です。
実はインストール前の玄箱にはtelnetが可能なのです。
そこでインストーラーを使用せずに、直接telnet経由で手動インストールします。
1) mfdisk -c /dev/hdaでパーティションを1つだけ切る
2) mkfs.ext2 コマンドでフォーマット
3) /dev/hdaをmount
4) FTPでCD-ROMのtmpimage.tgz(image.zipの中身)をコピー
5) ファイルを展開
6) /etc/fstabを修正(/dev/hda3とswapをコメント)
とりあえずこれでOKです。
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