2016年はVR元年とも言われ、Oculus RiftやHTC vive、PSVRなど、ヘッドマウントディスプレイ型のVRデバイスが発売されました。私もVRには少しは興味があったものの、そんなにやりたいというほどではなく、Google Earth VRがリリースされたというのを見て欲しくなりました。
そこでHTC Viveについていろいろ調べてみると、これはなんだか凄そうなものだと。調べれば調べるほど、これはもう買うしかないという結論に至りました。(笑)
HTC Viveってどんなもの?、何を用意すればいいか、などすでにまとめられているサイトもたくさんあるので、詳しくはそちらを見ていただくとして、こちらのサイトがとても参考になりました。
ハイスペックなビデオカードが必要
うちのPCは2年以上前のもので、ビデオカードもローエンドのものだったので買い替えが必要でした。HTC Viveは高度なビデオカードの性能が要求されます。性能の低いビデオカードでも動くことは動くのですが、体の動きに画面が追いつかず、乗り物酔いと同じように「VR酔い」が発生してしまいます。最近のグラボだとGeForece GTX 970/1060以上が推薦ということで、価格と性能のバランスの良いGTX 1070を買いました。それ以外は出費を抑えたかったので、今までのPCパーツを流用することにしました。
プレイスペースの確保
VRのスタイルには、は椅子に座ったままプレイする方法、立ったままプレイする方法、歩き回ってプレイする方法(ルームスケール)があります。HTC Viveの大きな特徴は、VR空間を自分の足で歩けるというところです。頭を動かすと360度見渡せる、だけでなく、自分の足でVR空間を歩き回れるんです。これがすごい。
もちろん現実空間でも歩き回っているわけで、そうなると歩くためのスペースが必要になります。HTC Viveでルームスケールに必要なスペースは、最低2m × 1.5m、最大 3.5m × 3.5m 必要です。狭い日本の住空間ではちょっと厳しいですね。幸い我が家ではルンバを飼っていて床に荷物を置かない習慣ができていたので(笑)、床面の確保はギリギリなんとかすることができました。
ビデオカードのベンチマーク
SteamVR Performance Testという、VR専用のベンチマークソフトがあるので、これでVRに求められる性能があるかテストすることができます。これが可能~レディなら大丈夫です。
準備ができたので、いよいよプレイします。
HTC Viveを使った感想
「うおおおおおおーーーーーー!!!!!」
「なんだこれは!!!!」
「没入感やばい!!!」
今までに体験したことがない感覚です。「VRって頭を動かすと360度見えるんでしょ?」ってレベルじゃありません。本当にそこにいるように錯覚します。脳がここは現実なんだと勘違いをしてしまうほどの没入感です。これはすごい。しかも歩き回ったり、しゃがんだりすると、それに追従して画面が変わるので、本当にそこにいるんだという感覚になるのです。
ちょっと高いですが、買って後悔はないです!
もうすぐ冬のボーナスですね。
マジで買うべきです!!!
2016年はVR元年
2016年はVR元年と言われていて、これからどんどんと新しいデバイスが出てくると思います。HTC Viveもまだ発売されたばかりで、粗削りな部分も多いです。今はアーリーアダプタと言われる人が手にしている段階で、これから一般に普及していくにはまだ時間もかかると思います。そこで今の現状と将来の理想についてまとめてみます。
ケーブルがちょっと邪魔
HTC Viveのヘッドマウントディスプレイ(HMD)は、ケーブルでPCと繋がっています。歩き回るのにケーブルを引きずるので、ときどき足に絡みます。(笑) ただ、すでにワイヤレス化キットも開発されているようなので、2017年にはその問題も解決することでしょう。
メガネをしたままでも使えるが…
メガネをしたままでも着けることができるようになっているので、通常は問題ありません。ただ人によってはメガネがずれてしまったり、煩わしさを感じることもあるかもしれません。VR LENS LABではHMDに埋め込み型のメガネをオーダーできるそうで、試しに作ってみることにしました。メガネの矯正値SPH/CYL/AXSなどを指定すれば、自分にあったレンズを作ってくれるそうです。
本体の価格が高い
現在のHTC Viveの価格は107,784円(税込)で、ちょっと手が出しにくい金額ですよね。でもこれは時間の問題でしょう。最初は高いのは仕方がない。製造コストが下がって値段が下がれば一般にも普及していくと思います。2017年末には5万円くらいですかね、と根拠のない予想をしてます。
PCの要求スペックが高い件
特にビデオカード。ハイエンドなカードが求められます。しかしGTX 1000番代なら性能も高く、ミドルクラスのGTX 1060なら価格はそんなに高くもありません。VR Readyと書かれたビデオカードを目印に探してみるといいでしょう。時間がたてばビデオカードも安くなってくるはずなので、そのうち問題にはならなくなると思います。
例えるなら、初代iPhone
まだまだこれからってところではありますが、ガラケーからスマホに変わったときの、ものすごい大きな変化、といったところでしょうか。とにかく今後に目が離せませんね。
P.S.
HTC Viveは現在定価販売のみのようで、ショップのポイントもあまりつきません。ところがYahoo!ショッピングだと、しょっちゅう「ポイント○倍」キャンペーンをやってるので、Yahoo!プレミアム会員の人はYahoo!ショッピングで買うのがお得かもしれません。期間固定ポイントという制約はあるものの10%前後のポイント還元が受けられるようです。
HTC Viveは現在定価販売のみのようで、ショップのポイントもあまりつきません。ところがYahoo!ショッピングだと、しょっちゅう「ポイント○倍」キャンペーンをやってるので、Yahoo!プレミアム会員の人はYahoo!ショッピングで買うのがお得かもしれません。期間固定ポイントという制約はあるものの10%前後のポイント還元が受けられるようです。