この度、livedoorブログからWordPressにブログを移転しました。元々ブログの更新自体が少なかったですが、その理由は面倒だからでした。なぜ面倒か?それはlivedoorブログの投稿画面が使いにくいから。いざ何か書こうと思っても、画像を挿入した後にHTMLタグを編集することもあったりして、段々億劫になってしまいました。
そんなとき、テストで動かしていたWordPressのGutenbergエディタを試したところ、なんて使いやすいんだ!と感動しました。そこでWordPressに移転することにしました。
変更した内容
せっかくの機会なので、いろいろと変更することにしました。
- 常時SSL化(Let’s Encrypt使用)
- PHP 7.2
- ドメイン変更 http://blog.xe.bz/ → https://akibabara.com/blog/
- 過去記事の移行
- 旧URLからの301リダイレクト
常時SSL化(Let’s Encrypt使用)
Chrome 70から(でしだっけ?)、https:// ではないページにはワーニングが出るようになりました。常時SSL化は世の中の流れですし、Let’s Encryptを使用すれば無料でhttps:// に対応でき、SEO対策上も良いそうなので、Let’s Encryptを導入することにしました。
Let’s Encryptは一般的なSSL証明書と導入手順が大きく違うので、今まで普通のSSL証明書を使ってきた人は少し戸惑うかもしれません。Let’s Encryptの特徴は自動化です。CSRの生成、ドメインの認証、証明書の発行を自動で行い、証明書の更新も自動で行われます。なので一度導入してしまえば後は簡単です。
Let’s Encryptの導入はサイトに書いてある通りなので簡単にインストールできますが、CentOS 6だと厄介かもしれませんね。このサーバーはCentOS 7なのですんなりいきました。証明書の発行コマンドはこんな感じにしています。
certbot certonly \
--webroot \
-w /path/to/your/public_html \
--email hoge@hogehoge.huga \
--debug \
-d your.domain
アップデートはこんな感じです。
certbot renew --post-hook "systemctl reload httpd"
今プレビューを見て気付いたんですけど、コードの行頭のスペースが反映されてませんね。Gutenbergでは対応してないのかな。
※追記:Crayon Syntax Highlighterというプラグインを導入したら、自動的にコードを見やすく表示してくれるようになりました!
PHP 7
CentOS 7のPHPはバージョン5.4が標準ですが、PHP 7は2倍速いそうです(ってことはPHP 8はシャア専用か!?)。remiレポジトリからPHP 7.2をインストールしました。PHP 7はereg関数が廃止されていたりして、昔作ったプログラムが動かないのがちょっと困りどころなんですよね。せめて完全互換ではなくてもpreg関数として動くようにしてくれればよかったんですけどねー。
ということで今回はこれまで。次回は過去記事をWordPressに移行する話や、リンク切れを起こさずに旧URLから新URLに301リダイレクトさせる話を書きたいと思います。
後編に続きます。