ESP-WROOM-02というWi-Fi機能を搭載したモジュールがあるのですが、今猛烈にハマってます。(^^;;
シリアルポートが付いていて、ATコマンドを使ってWi-Fi接続を行い、インターネットを経由してサーバーにデータを送信したり、データを受信することができます。Arduinoのようなマイコンに接続すれば、今話題のIoTですよ!
いや、私が食いついたのはそこではなくて・・・
Wi-Fiモジュール単体で動くんです!
マイコンやFlashメモリーが内蔵されていて、中のプログラムを書き換えればオリジナルのプログラムが動きます。20x18mmの小さなモジュールで。しかも開発はArudino IDEでできるという。なにこれめっちゃ面白そうなんですけど。
そしてもう一つ驚きなのが、その値段。
秋月で1個550円、10個まとめて買えば1個あたり450円です。
これはもう買うしか無い!
ということで買ったのはいいですが、ArudinoでLチカくらいしかやったことなかった。C言語は苦手でポインタで挫折した派。いろいろ勉強して、とりあえずはセンサーから取得した値をLCDに表示させたり、httpでサーバーからデータを取得するくらいはできるようになりました。
ものすごく今さらながらQiitaに登録してみました。ブログとQiitaの使い分けが悩ましいですが、「事実」はQiitaに、「意見」「考え」はブログに、というのがしっくりきたので、使い分けて書いていきたいと思います。
まず最初に作りたいのは「サーバー監視システム」です。
・初代(秋月のPICNICを使用)
・二代目(PICNICにシグナルタワーを接続)
・現役三代目(Raspberry Piを使用)
四代目はESP-WROOM-02にOLEDディスプレイを取り付けて、音やLEDのアラームだけでなく、ダウンしたサーバーをディスプレイ上でわかるようにします。筐体はこんないい感じの3Dデータがあったので、このまま使うか、自作したいと思ってます。ということで3Dプリンタを買いました。(笑)
ESP-WROOM-02はピンが特殊な1.5mmピッチなので、ユニバーサル基板に取り付けるのは大変です。2.54mmピッチに変換するブレイクアウト基板を使用します。この写真のT型の基板がそれです。各社からいろいろな変換基板が出てるんですが、主に開発用なのでサイズも大きく、不要なピンも全て出てて、もっとコンパクトなのが欲しいところです。ということでオリジナルのプリント基板を作っちゃいましょう!
プリント基板なんて過去に1回だけ、ポジ感光基板で作ったきりなんですが…。今回はCADソフトのEAGLEで作成して、プリント基板屋さんに発注します。小さな基板でも、国内の業者だと数万円。ホビーでやるには高すぎます。海外は数十ドル。ただし英語。でも情報が多いのでFusion PCBあたりに依頼しようかなと思ってたら、なんと国内のサービス スイッチサイエンスPCB というのがありました。製造は海外で行うので納期はかかりますが、とても安く、窓口が日本というのは助かります。
昨日からEAGLEの使い方の勉強を始めました。今までプリント基板の設計はおろかCADもろくに使ったことがなかったので、ゼロからのスタートです。
オリジナルESP-WROOM-02用ブレイクボードの目的
・モジュール本体を一回りか二回り大きくした程度の小サイズ化
・基板の表に部品を、裏にモジュールを取り付ける
・電源は表面実装のMicro USBコネクタから取る(給電専用)
・シリアル通信用のモジュールは外付け(開発時しか使わないから)
・5V→3.3VのレギュレーターICを実装
・ブレッドボード用の端子は片面のみ(縦に挿す)
・リセットと書き込み用に、表面実装のボタンを搭載
・Deep Sleepに対応できるようにIO16とRSTに半田ジャンパーを入れておく
専用のケースを作ってOLEDディスプレイとボタンを取り付けるのを一度作れば、あとはプログラムで何にでも応用が利きます。
これから作りたいもの
・サーバー監視システム
・温度ロガー(センサーデータを収集・保存・可視化)
・エアコン自動制御(就寝直後は低めにし、朝は冷えないよう設定温度を上げる)
・ESP8266ゲーム
どれも素人だから、覚えることいっぱいありすぎて大変です。(^^;;