さくらがAWS S3互換のオブジェクトストレージ「さくらのBASE Storage」をβテスト中なので、試しにいろいろとテストしてます。さくらのコストパフォーマンスを考えると、本家AWSの1/10くらいの価格になればいいなーと思ってるんですが、本サービス時の料金が発表されてないので、使うかどうかはそれ次第って感じでしょうかね。
こういったストレージは便利なんですけど、保存したファイルを一般公開できる仕組みになっていて、逆にそれが不安な部分でもあります。もちろん公開設定にしなければ公開されませんが、誤って公開設定にしてしまったり、システムのバグでいつのまにか世界中に発信していたということもあるかもしれません。
ということでここからが本題。gpg2コマンドでファイルを暗号化する際に、どの暗号化アルゴリズムを使えばいいのか?(強度の話ではなく、今回は速度の話)、バランスのいい圧縮率はどのくらいか?を調べてみました。対象のファイルは/libをtarで固めた350MBほどのファイルです。
圧縮率は上げてもそれほどサイズが変わらないので、z=1くらいが一番効率がいいみたいですね。アルゴリズムはデフォルトのCAST5でいいかな。
ちなみにさくらのBASE Srorageは、アップロードが10MB/s、ダウンロードが2MB/sくらいでした。ダウンロードが遅いのはβテスト期間だからでしょうか。
とりあえずこんな感じで バックアップ&保存
echo $PASS_PHRASE | { tar cfp – –numeric-owner $FILES 2>/dev/null | gpg –batch -z 1 -c –cipher-algo CAST5 –passphrase-fd 3; } >$TMPARC 3>&0 2>/dev/null
s3cmd put $TMPARC s3://$S3BACKET/$TMPFILE
料金の上限固定で容量無制限のプランとかあったらいいなー。