第23回 おでん管ステレオアンプの製作
〜 珍食ぅ管を再利用・ロハスな生活を 〜





アキバ名物おでん缶
アキバ名物と言えば おでん缶。 テレビや雑誌で紹介されるや、 チチブデンキ店頭の自販機の前は いつも人だかりができるようになり、売り切れ続出の盛況ぶりとなっています。 通行人はみな「これだよこれ」「あ、あった〜」と歓喜して、おでん缶を買ったり写真を撮ったりしています。 中には「オタクはこれを主食にしているらしい」とも?(笑)

さて、先日ライブドアニュースに
 真空管から「おでん缶」へ 〜「おでん缶」がアキバで最もホットなアイテム〜
というニュースが出てました。 をかけたわけか…。(-_-)

真空管と言えば今も究極の音を求めるオーディオマニアの人たちが真空管のアンプを自作したりしていますが、 同じ”カン”なんだから、おでん缶だっていい音出るんじゃねーか? ということで、今回もまたわけわからん発想のもと「おでん缶アンプ」を作ることにしました。

まずはおでん缶ゲット
まずはおでん缶がなくてははじまりません。 チチブデンキで牛すじ入りおでん缶を2コ買ってきます。 ついでにドネルサンドを買って 今日の昼飯とします。(笑)
今回はアンプ用ICのLM386(互換品)を使用しました。386といっても80386ではありません。 回路図は以下のようになっています。 なお、オーディオの特性など全く考慮して作っていませんので、ほんと適当です。(^^;



でっきるっかなでっきるっかな
ケースは高級感を出すために黒のケースにしました。 本当は金属製のケースが良かったんですが、高いのでプラスチックケース。 先に穴空けをしておきます。
ユニバーサル基盤にアンプ回路を配線します。 これで20倍(26 dB)の出力を得ることができるようです。

仮組みして動作テスト。ちゃんと鳴りました〜。(^^) おでん缶アンプの分際で生意気にもAカーブのVRを使用してます。

真空管はフィラメントがオレンジ色に光るのがいい雰囲気ですが、さすがにおでん缶を光らせるのはかなり困難です。 そこで豆電球を後ろから間接的に当てて、アナログ的な雰囲気を作り出すようにしました。

これをおでん缶の後ろの位置に配置します。 実はこれ、真空管アンプのトランスっぽく見えるような意図があります。

当初電源はACアダプタから取ろうと思ってましたが、単3電池4本で動くようにしました。 一発ネタなので常用はありえません。(^^;
中はとてもシンプルです。 そして雑…。ガムテープで止めてる時点で電子工作の基本を間違えてます。(笑) まぁ、中は見えないから雑でもいいや。(外も雑だって?)


お〜、アナログ的な雰囲気ですねぇ。


アンプだけじゃ面白くないよな〜。ということで、おでん缶にスピーカーを埋め込むことにしました。 日米商事で105円で売ってたスピーカーがちょうど入る大きさでした。

NOBUさんの大好きなホットボンドをネチョネチョしてくっつけます。 万が一スピーカーのコーン紙にホットボンドがくっついてしまったらアウトです。

完成!
気になる音質は…?
と、LM386を選択した時点で音質を追求することは間違ってます。(笑) それに音質を改善するような回路自体入ってませんから。 なんか高音ばかり強調されてキンキンした音になってしまいました。 じゃあ、ということで、萌えソング用アンプにいかがでしょうか?


[前] 無駄に高級つまみを使用

[後] ここが入力端子です

[横] 実は消費電力が大きい

[上] ほんと雑です…


動画もどうぞ→

限りなく動画にする意味ありませんが…


サンコーレアモノショップさん、おでん缶アンプ商品化しません?
ライセンス料、おでん缶2個でいいです。


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2005.12.17 by Kaz



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