サーバー管理者の宿命 |
今回は真面目な企画です。
サーバー管理者は昼夜を問わずサーバーが止まったら出動しなくてはいけません。消防士みたいなものです。
サーバーがダウンしたらメールで通知するようなシステムは既にありますが、
ケータイが振動したくらいで爆睡状態からは目が覚めません。
結果、朝起きたらサーバーが落ちていた・・・。まぁ…よくあることです。
とはいえ客先に指摘される前にこっそり直すのが基本!
ということで、ネットワーク経由でI/O制御をしてブザーを鳴らそうというのが今回の企画です。
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回路図 |
とりあえずまだリレーは1ch分しか使ってません。
気が向いたら回転灯でも付けたいと思います。
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ピクニック・ヤッホーイ! |
今回は秋月電子のキットPIC Network Interface Card Kit、通称PIC NICを使用します。
このキットはイーサーネットのインターフェースを持っていて、ARP,IP,UDP,TCP,DHCP,HTTP,ICMPプロトコルをサポートしています。
インターフェースはアナログ5ch(うち1つは温度センサー)、デジタル8ch(入力4ch、出力4ch)、シリアル1ch と盛りだくさん。
今回はリレーをコントロールするだけなので、デジタルの2chだけを使用します。
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秋月電子の奥で床に置かれた1個100円のリレー |
PIC NICからの出力はトランジスタアレー(TD62083AP)を通して2つのリレーを駆動します。
リレー回路の基板はソケット式になっていて、PIC NICに差し込んで使います。電源もPIC NICから取っています。
リレー回路では汎用性を持たせるため、単純なリレーのON/OFFのみしか行いません。
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超極悪級警報装置 |
ブザー回路はブザーを自己点滅LEDに直列に接続し、ブザーを等間隔で鳴らすようになっています。
本来ブザーは9V仕様でLEDも5V仕様となっています。従ってかなりブザーの音量は小さくなりますが、
仕様通りの電圧を加えたら近所全員起きてしまうほどの恐ろしい音が鳴るのでそれでいいです。
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完成 |
ケースにもピッタリと収まり自分にしては上出来です。(笑)
なにせ寸法を測ったり設計図を書いたりということが嫌いなので、いつもどこかがあわなくなります。
(本当のこと言うと、PIC NICの出力から直接リレーを駆動しようとして失敗して、トランジスタアレーをかませて作り直しました。
ゴミ箱には日の目を見なかったリレー回路基盤が一枚…)
httpプロトコルをサポートしているので、なんとブラウザから操作ができます。
サンプル画面はこちら。
例えばこんな感じでコマンドラインから制御できます。
$ wget -q -O /dev/null "http://192.168.0.253/modify.cgi?RB6=H" ←オン
$ wget -q -O /dev/null "http://192.168.0.253/modify.cgi?RB6=L" ←オフ
あとはアプリを作るだけ。これなら簡単です。
あぁ…これで夜中に叩き起こされるのか。墓穴掘ったな・・・。(笑)
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2003.06.21 by Kaz |